2026年3月上旬に、宮城県牡鹿郡女川町の江島(えのしま)で野鳥観察をしてきました。江島は、女川港から沖合14kmほどに位置する面積0.36㎢の島で、人口は33人(令和2年)と少ないながらも人が暮らしています。
朝6時50分、冬の海へ行けば何か面白い鳥がいるはず!という気持ちで、江島へ向かいました。

まずは女川港から、フェリーで移動です。乗船時間は約30分ほど。フェリー内はトイレやゴミ箱が設置されていて、座席が70席ほどあり、広々として快適でした。…が、わたしは海鳥を見つけるため、すぐに外の甲板へ出て景色に目を凝らして海鳥を探し始めました。
青空をウミネコやセグロカモメ、カワウがゆうゆうと飛翔する中、波間を漂うウトウを発見しました。

(波間をプカプカ漂うウトウ)

(遠くにはミズナギドリの仲間も飛んでいました。)
江島の船着場が近づくと、大量のウミネコが一斉に飛び立ち、出迎えてくれました。
最初に向かったのは、学校の跡地です。到着すると同時に、サッと通り過ぎる黒い影が。登場したのはハヤブサです。

(ハヤブサは一瞬で去っていきました。)

(移動途中にはヒメウの群れを発見)
次に向かったのは、西の漁港です。漁港の奥には断崖があり、目を凝らすとウミネコやカワウが止まっているのが見えます。

断崖の下の海の波間をよく見ると…

冬羽のアカエリカイツブリを発見しました。
また、シノリガモの集団も見つけました。波が断崖にかかった時に、タイミングよく岩へ ひょいっと身を移すようにして止まっていました。

(岩と同色で探しずらい!)
最後、帰るために最初フェリーから降りた江島漁港へ向かうと、さっきの漁港より距離の近い場所にシノリガモの集団がいるではないですか!

(はっきりとしたコントラストが美しい!)
頻繁に潜り、食べものを探しているようでした。その近くには、漁港に上がって羽繕いをしているウミアイサも見つけました。

もちろん、帰りのフェリーでも甲板で海鳥を探しながら戻りました。今回出会うことがかないませんでしたが、冬時期にはアビ類やウミスズメなども見られることがあるようです。来年も挑戦したいです!
太陽が出て日が差していたとはいえ、冬の季節で海風が強く吹き抜けていて、すごく寒かったです。もし行くことを検討する方は、しっかりと防寒対策をすることをおすすめします。
見られた野鳥一覧(2026年3月上旬某日)
・スズガモ、シノリガモ、ウミアイサ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、アカエリカイツブリ、ミズナギドリ、ウトウ、ウミネコ、セグロカモメ、カワウ、ヒメウ、ウミウ、ハシボソガラス、トビ、ハヤブサ、アオジ、ホオジロ、メジロ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、ミソサザイ、ハクセキレイ、イソヒヨドリ、ツグミ

